「市民の求める眼科医療機関も目指して!」
多くの人が求める医療機関のあり方は、充分な医学的知識を背景に、優れた医療サービスの提供と同時に、心身を癒す場としての医療スタッフの温かい対応ではないかと思います。
一般的に前者は、大学病院や総合病院に求められ、後者は医療スタッフの個々人の人柄が反映されやすい個人医療機関に求められるようです。
前者は最先端医療技術は有しているが、専門別細分化と機械的対応で癒しの場となりにくい性格を有し、一方、個人医療機関は、おっとりとした対応は可能であるが、小規模かつ個人の限界性より最先端医療からは遅れがちであると思われています。
しかし、当院の立場は、その両者の融合した医療機関の追求です。
それは確かに簡単ではありませんが又、不可能というわけではありません。幸いに眼科は、その意味では有理な条件に恵まれています。
心臓、移植外科等はチームでないと不可能なシステムですが、眼科は個人でも詳細な検査から手術を含めかなりの範囲をカバーできます。
当院の医師達は、大学病院専門外来を担当し、かつ毎年多くの学会に出席し、多くの発表にたずさわっています。
その為、手術及び入院を要する全身管理を除けば、大学病院と同等の病態把握や加療が可能です。
本当に必要な時に、大学病院との間で患者様の相互連携が行われます。何となく大病院の方が安心だからという事で、経過観察のたびに半日待たされ、数分の機械的な対応では、患者側及び医スタッフにとっても不幸です。
半日間じっと待つ患者様のストレス、真に先進医療を要する患者様に集中的時間がとれない病院スタッフ。
その両者間に、癒しの雰囲気が形成される事は困難です。
そういう意味では、両者の意識改革が求められるのではないでしょうか。
総論的な医療機関のあり方についての話になりました。
つまるところ医師に求められる事は、学術集会への出席・発表を通じて自己研鑽を積み重ね、日々の診察の質の向上、それが市民の求める医療機関における医師の責務と考えます。
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